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2020年5月17日 (日)

【AI関連発明】毎日新聞/「AIは著作権とビジネスモデル変えていく」福井健策弁護士に聞く(2020/05/16)

□特許と関係ないが、Google/ニュース/AI
 による検索結果において、次のニュースが掲載されていた。
 ●<検索サイト>Google/ニュース/AI
<AIと著作権>
  ・毎日新聞/
   「AIは著作権とビジネスモデル変えていく」
    福井健策弁護士に聞く
   ・2020年5月16日 17時01分(最終更新 5月16日 18時04分)、
    会員限定有料記事
<手塚治虫氏、AIを用いた新作 >
  ・毎日新聞/
   31年ぶり「神様の新作」 手塚治虫AIが描いた夢、そして課題
   揺らぐ著作権
   *2020年5月16日 17時00分(最終更新 5月16日 18時41分)、
    会員限定有料記事
<追記>
 ●平成29年3月
  知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会

  新たな情報財検討委員会
  「新たな情報財検討委員会 報告書
   -データ・人工知能(AI)の利活用促進による産業競争力強化の
   基盤となる知財システムの構築に向けて-」
  *全49頁
 <一部抜粋1>p.35~36
【表1】 *下線挿入。

課題④-2)AIを活用した創作(著作物)に関する保護の可能性
 文化庁著作権審議会第9小委員会(コンピュータ創作物関係)報告書(*71)(以下「第 9小委報告書」という。)では、コンピュータ・システムを利用して創作したコンピ ュータ創作物について、人間による「創作意図」(*72)と創作過程において具体的な結果を得るための「創作的寄与」があればコンピュータを道具として創作したものとして著作物性が肯定されるとした。
 また、同報告書は、「コンピュータ創作物に著作物性が認められる場合、その著作者は具体的な結果物の作成に創作的に寄与した者と考えられるが、通常の場合、それは、コンピュータ・システムの使用者であると考えられる。」とし、「プログラムの作成者は、プログラムがコンピュータ・システムとともに使用者により創作行為のための道具として用いられるものであると考えられるため、一般的には、コンピュータ創作物の著作者とはなり得ないと考えられる。」と整理した。

  <出典1>
  知的財産戦略本部 検証・評価・企画委員会
  新たな情報財検討委員会
  「新たな情報財検討委員会 報告書
   -データ・人工知能(AI)の利活用促進による産業競争力強化の
   基盤となる知財システムの構築に向けて-」
  (当該ページのURL)
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2
/tyousakai/kensho_hyoka_kikaku/2017/johozai/houkokusho.pdf
 <一部抜粋2>p.36
【表2】

以上のような第9小委報告書の考え方を前提として、本検討委員会では、深層学 習を利用したAIによるAI生成物の著作物性及び著作者について検討した。
AI生成物を生み出す過程において、学習済みモデルの利用者に創作意図があり、同時に、具体的な出力であるAI生成物を得るための創作的寄与があれば、利用者が思想感情を創作的に表現するための「道具」としてAIを使用して当該AI生成物を生み出したものと考えられることから、当該AI生成物には著作物性が認められ(*73)その著作者は利用者となる(*74)。(図 11 参照)。

  <出典2> *<出典1>と同じ。  <一部抜粋3>p.36
【図1】 【図 11(深層学習を利用したAIを道具として利用した創作)】

20200517_zu01

  <出典3>*<出典1>と同じ。
 <一部抜粋4>p.35、注釈
【表3】

(*71) 著作権審議会第9小委員会(コンピュータ創作物関係)報告書
    (平成5年11月文化庁)
(*72) 第9小委報告書では、創作意図について、「コンピュータ・システムの使用という事実行為から通常推認し得るものであり、また、具体的な結果物の態様についてあらかじめ確定的な意図を有することまでは要求されず、当初の段階では『コンピュータを使用して自らの個性の表れとみられる何らかの表現を有する結果物を作る』という程度の意図があれば足りるものと考えられる。」と述べている。

  <出典4> *<出典1>と同じ。
 <一部抜粋5>p.36、注釈
【表4】

(*73) 第9小委報告書参照
(*74) なお、AIのプログラムや学習済みモデル作成者は、一般的にはAI生成物の著作者になり得ないと考えられる。もっとも、第9小委報告書の指摘を前提に考えれば、AIのプログラムや学習済みモデルの作成者と利用者の創作行為に共同性が認められるような例外的な場合、AIのプログラムや学習済みモデルの作成者と利用者が共同著作者となる余地がある。
同じく同報告書は「プログラムの作成 者が自ら特定の創作物の作成を意図して、そのために作成されたものであると客観的に認識できる程度の特定性があるプログラムを作 成し、使用者は単なる操作者にとどまる場合には、当該プログラムの作成者が単独でコンピュータ創作物の著作者となることもあり得ると考えられる。」とするが、これについても、AIのプログラムや学習済みモデルの作成者を前記「プログラムの作成者」に、学習済 みモデルの利用者を前記「使用者」に、置き換えて理解することができると考えられる。

  <出典5> *<出典1>と同じ。
<サイト内>
 ●2020年3月31日 (火)
  【著作権】Forbes JAPAN/中国でAIコンテンツに著作権を認める判例
  今後に期待と懸念(2020/02/31)
 ●2020年1月14日 (火)
  【著作権】スラド/中国の裁判所、
  AIが生成した文章に著作権を認める
  (2020年01月13日)<中国・著作権・AIの3>
 ●2020年1月 9日 (木)、【著作権】<中国>Chinanews.com/
  Econs.cn/Court rules AI-written article has copyright
  <中国・著作権・AIの2>
 ●2020年1月 8日 (水)、【著作権】中国網日本語版
  (チャイナネット)/AIによる作品の初の裁判 著作権保護対象に
  <中国・著作権・AIの1>

[△最新情報へ]

(以上)

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