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2019年5月13日 (月)

【個人メモ】知財の戦略業務

□知財の「戦略業務」に関し、「IPランドスケープ」について調べたので、「個人メモ」として残す。「IPランドスケープ」に関し、以前に次のニュースが掲載されていた。
 ●特許庁/平成28年度特許庁産業財産権制度問題調査研究報告書
  企業の知財戦略の変化や産業構造変革等に適応した知財人材スキル標準のあり方に関する調査研究報告書(以下、「平成28年度調査研究報告書」という。)
  平成29年2月、みずほ情報総研株式会社
  *全323頁
 <一部抜粋>
 *一部抜粋「(1)戦略業務」
  「戦略業務は複雑で高度であるため、一人の知財人材で行うのではなく、複数の人材がチームを組んで業務に当たることも想定される。
なお、4業務はこの10年で重要性が高まったもしくは新しく発生した業務である。」
 <出典>特許庁「平成28年度調査研究報告書」xi(pdf:11/323)
【表1】

No. 業務名 業務内容
1 IPランドスケープ ・知財情報と市場情報を統合した自社分析、競合分析、市場分析・企業、技術ごとの知財マップ及び市場ポジションの把握
・個別技術・特許の動向把握(例:業界に大きく影響を与えうる先端的な技術の動向把握と動向に基づいた自社の研究開発戦略に対する提言等)
・自社及び競合の状況、技術・知財のライフサイクルを勘案した特許、意匠、商標、ノウハウ管理を含めた特許戦略だけに留まらない知財ミックスパッケージの提案(例:ある製品に対する市場でのポジションの提示、及びポジションを踏まえた出願およびライセンス戦略の提示等)
・知財デューデリジェンス・潜在顧客の探索を実施し、自社の将来的な市場ポジションを提示する。
2 知財ポートフォリオ・マネジメント ・自社保有技術に関する出願・放棄・秘匿等の戦略策定を通じた知財ポートフォリオの構築
・技術動向や競合の特許出願状況、市場におけるルール形成等の動向を勘案した、時機を得た全社的知財ポートフォリオの評価・見直し
・知財ポートフォリオや知財戦略パッケージにおけるコストリターンの分析・評価
・ポートフォリオ分析に基づいたR&Dテーマ及び社外からの調達が必要となる技術の評価・提案
・過去の知財戦略に関するエビデンスに基づく成果評価・検証
3 オープン&クローズ戦略 ・外部企業・技術の評価・知財の観点からのアライアンス候補企業・M&A候補企業の探索・提案・エコシステムデザインの構想・構築
・新規・既存技術のオープン・クローズ戦略の立案(①知財、標準化、営業秘密の切り分け②知財、標準化、営業秘密のそれぞれについて戦略立案)
・クローズ領域の選定・確保、模倣品・侵害品の排除方針の策定
・国内外政府・規制当局等への対応を通じた、模倣品・侵害品の排除を含む、最適な経営環境の構想・構築
4 組織デザイン ・自社のグローバル戦略に適合した、各地域の知財部門の権限・統制・自律のあり方に関する構想・提案(経営層への働きかけ)
・各プロジェクトや実務上のオペレーションにおいて、知財部門が最適な関わり方ができるような組織デザインの構想・提案(経営層及び他部門への働きかけ)
・自社の経営戦略に適合した知財部門のリソース配分に関する構想と推進

 <出典>特許庁「平成28年度調査研究報告書」xi(pdf:11/323)及びxii(pdf:11/323)

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(以上)

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